エアー断震システム
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エアー断震システムとは
建物を宙に浮かせ、揺れをまるごと断つのが「エアー断震システム」
エアー断震システムは地震発生から約0.5秒~1秒程で空気タンクに貯蔵してある空気を人工地盤と基礎の間に瞬時に送り込み、建物全体を浮上させます。
すると建物と実際に揺れている面は切り離されるため、建物自体、建物の中に居る人や財産は地震の影響をほとんど受けません。
また、一般的な免震システムに比べ安価となっており、 ローコストに安全の地震対策を建物に設置できます。
地震対策各工法
■耐震とは
揺れに耐える構造
■制震とは
揺れに吸収する構造
■免震とは
揺れを逃がす構造
■断震とは
揺れを断つ構造
耐震 | 制震 | 免震 | 断震 | |
建物のゆれ |
非常に大きい |
大きい |
ほとんど揺れない |
揺れない |
家具の転倒 |
家具は転倒する |
家具は転倒しやすい |
家具は転倒しない |
家具は転倒しない |
建物損傷の可能性 |
高い |
有り |
低い |
極めて低い |
余震への強さ |
弱い |
有り |
強い |
強い |
価格 |
安価 |
比較的安価 |
高価 |
約免震の1/3 |
AIR断震
- 地震の揺れを1/20に
- 免震装置の約1/3の施工費用
- メンテナンスフリー&年に1度のアフターメンテナンス
AIR断震は、地震の揺れを10分の1~最大20分の1以下に軽減します。 お客様のご要望に合わせて、ご説明させて頂きます。 お気軽にお問い合わせ下さい。
(株)大森住宅 エアー断震住宅
第1号物件
埼玉県T市K様邸エアー断震システム付新築住宅工事開始!
K様邸新築工事(エアー断震住宅)
今回は、地鎮祭からスタート!
神主様に、土地の供養と工事の無事を
祈って頂きました。
地盤調査開始
スウェーデン式サウンディング方式での地盤調査。建物の四隅と、真ん中5点をしっかり調査します。
杭打ち工事
今回も、柱状改良杭による杭打ちです。がっちり、しっかり、杭を造成し、人工地盤と家を支えます。
基礎工事開始
杭頭が硬化したのを見計らって、根切り開始。こちらの現場は、砂地ではありましたが、混ざり物が少なく、綺麗な根切りが行えました。(しっかりとした杭頭が見えます。)
基礎工事(砕石敷き、ステコン打ち)
綺麗に根切りが終了したら、砕石を敷いて行きます。しっかり、がっちり転圧した所でステコンを打ちます。
基礎工事(人工地盤型枠設置)
エアー断震住宅の重要ポイント①人工地盤の型枠です。自分たちは2棟目になりますが、気を抜くことなく、しっかり、がっちりと設置しました。
基礎工事(人工地盤型枠設置)
ポリフィルムをしっかり敷いて、鉄筋をしっかり配筋して、次は第一関門の人工地盤コンクリートの打込みです。
人工地盤コンクリート打込み
こまめにレベルを確認しながら、コンクリートを打込みます。下の写真は、コンクリートが仕上がって行く様子です。
基礎鉄筋組
適切にAIR断震システム部材を設置したところで鉄筋組み、基礎型枠設置になります。構造計算を基にがっちり組んで行きます。
基礎コンクリート打込み
配筋検査完了後、耐圧盤、立ち上がりとコンクリートを打込みます。下は、打込み前のコンクリート強度試験の試験体採取の様子。
祝 上棟
土台を敷いたら、いよいよ上棟になります。今回の物件はエアータンクを屋根裏に設置しました。(エアータンクの荷重も構造計算済)
屋根下地、屋根材
屋根下地はラーチ12mm合板
ルーフィングはゴムアスルーフィング
仕上げ材は「Lixil Tルーフ」
「地震で揺れないとは言え、屋根が重くては?」と言うお施主様の強い要望により、耐久性が高く軽い屋根材を採用しました。
防蟻処理、床断熱
今回の現場の防蟻剤は、ホウ酸の防蟻剤、人体、自然環境にとても優しい防蟻剤です。防蟻処理は、土台、柱、間柱、筋交い、耐力面材にして行きます。土台の防蟻処理終了後、床断熱材をしっかり入れます。
内部構造体
内部構造体は、柱、梁、筋交で構成される、軸組在来耐震工法。構造計算をもとに金物でしっかり接合します。
断熱工事(セルロースファイバー吹き込み充噴断熱)
セルロースファイバーは、断熱効果も高く、燃えにくく防音、消臭(調湿)し、古新聞を利用した、エコ断熱材。壁は、シート貼り、壁厚パンパンに充噴し、天井(小屋裏)は、つもらせ施工でたっぷり充噴します。